5月18日の連邦議会選挙を前に第1回となるテレビ討論がパースで29日に行われ、保守連合のスコット・モリソン首相と労働党のビル・ショートン代表が主張をぶつけ合いました。
スタジオには、まだ投票先を決めていない有権者48人が集まりましたが、その多くがショートン代表に軍配を上げました。
その内訳は、ショートン代表の勝利と答えた人が25人、モリソン首相とした人が 12人、 残り11人が勝敗なしとしています。
また、今回の5月18日の連邦議会選挙では、選挙人登録数が増えて過去最高となる一方、有権者が政治家に抱く信頼のレベルが、50年ぶりの低水準に落ち込んでいることが分かりました。
シドニー大学のアリアドネ・ブロマン教授は、政党内での派閥争いや代表の交代劇が続いたことなどで、オーストラリアの有権者の心が政治から離れてしまったと説明します。
キャンベラ大学による調査では、オーストラリアの民主主義の現状に満足していると答えた人の割合は全体のわずか41%でした。
またグラッタン・インスティチュートのリポートでは、政治家は正しいことをすると信じている有権者は全体のわずか4分の1でした。
明るい調査結果もあります。オーストラリア選挙委員会(AEC)によると、今回の選挙では、選挙権のあるオーストラリア人のうち97%が選挙人登録を行っています。特に18-24歳の若者の間では過去最高の数字となっています。




