オーストラリアの日系移民。戦後1946年の日本への大量強制送還で、その歴史がいったん途切れてしまったことを知っていますか?その途切れる以前の日系コミュニティーが、オーストラリアの近代国家形成に果たした役割を紹介する写真展「Unspoken Contributions」が、ニューサウスウェールズ州カウラの日本庭園で開かれています。
1867年から戦後すぐの1946年までの日系人の姿を写した写真の展覧会。これまであまり関心が向けられず、オーストラリアで次の世代に引き継げなかった日系移民のオーストラリアへの影響や貢献に光を当てようとする試みです。
展示が行われているのは日豪の和解の街として知られる、ニューサウスウェールズ州カウラの日本庭園。キュレーターを務めたフリンダース大学の文化歴史学者テツ・キムラ博士は写真展について、日本とオーストラリアとを分けるのはでなく、オーストラリアの歴史の一部である日系移民の姿を地元の人たち、そしてより広く伝える意図がある、と語ります。
写真展の会場ではシンポジウムも開かれました。写真展は6月28日まで行われています。

また、法制史学者で、シドニー大学法学部リサーチアフィリエイトのピーター・プリンス博士は、白豪主義が始まる前に帰化したもののオーストラリア人として認められず、日本人としてカウラに埋葬されている村松冶郎さんについて語ります。
詳しくは日本語ポッドキャストから。






