安西直宗:みなさんいかがお過ごしですかこの時間はいつものように私
安齋直宗が日本とオーストラリアに関連したアーティストの情報を紹介
していくコーナーです。さてみなさん今日は私ちょっと疲れております先週
末がもともと3日間レコーディングが入っていたところにあのギャザリング
フォーガザーという大規模なチャリティーイベントがボンダイの悲劇を受けて1
ヶ月延期になって入ってきたんですよね。なんであの土曜日は午前中
3時間レコーディング急いでイベント会場に行って、サウンドチェックとリップ
ボムスのセットのミックス、さらにスタジオにトンボ帰り2時間半くらい
レコーディングして、そしてまた会場に戻ってアンジー・マクマホンのセットの
ミックスという、本当にとんでもないスケジュールでした。でもこれは僕だけで
はなくて、かなりの数のクルーが同じように無理やりスケジュールをやりくり
して、このチャリティーイベントを支えるために来ていたというのが実態
だと思います。その辺がやっぱりこのオーストラリアの音楽シーンのコミュニティ
スピリットみたいなところだと思うんですよね。このイベント自体はもちろん
社会的な支援団体とか、アクティビストの団体とかが呼びかけるんですが、
そういう呼びかけがあると個人のボランティアだけではなくて、かなりの大
企業が俺に任せろって言って乗ってくるんですよね。で今回の例で
言うと、今ではもう唯一の大規模なオーストラリアオンのチケットカンパニー
になったオズティックス。まず彼らが入ってきますよね。さらにプロダクション
に関しては、オーストラリアの音楽産業を代表する企業である
マシュルームグループが全面的にこれを支援しているんです。この
マシュルームグループ、もう常にこうしたコミュニティを代表する…しかし、大企業と
いう面白い立場をずっと貫いているんですよね。これやっぱりファウンダーの
マイケル・ガディンスキーという、あの人のキャラクターに負うところが大変
大きいと思うんですけれども、ビジネスを抜きにして世界中のアーティスト
から個人的にリスペクトされてきた人でした。残念ながら2021年に
休成されてしまいましたけれども、いまだにその時忘れられないエピソード
があって、あのエド・シーランがマイケルが亡くなったという話を聞い
た時に、僕は必ずマイケルのトリビュートイベントには出演しなければいけ
ないって言ったんですよね。でも当時はのコロナの真っ只中で国境を
超えるのには、誰でも2週間のホテル隔離通らなきゃいけなかったんです
でエド・シーランは、自分のスケジュールを2週間完全に白紙にしてマイケル
のトリビュートイベントに参加するために飛んできました。そして2週間の
ホテル隔離を見事にくぐり抜けて、そのイベントで見事なパフォーマンスを見せ
てくれたんですけれども、でもその時から僕はエド・シーランっていう人
に対する見方がちょっと変わって。この人は信頼できるなって気がするん
ですけどね。そのエドシーラン、まさに今週から3月初めまでニュージーランド
オーストラリアツアーを慣行しております。今日かけるアーティストは、見事に
そのエドシーランツアーの全公演のサポートアクトの座を射止めた人です。ミア
レイ、クイーンズランド出身、メルボルン在住の素晴らしいシンガーソングライターです
ね。この人もまたマッシュルームグループからデビューしている人ですけれど
も、僕が初めて彼女を見たのは2021年、テスキーブラザーズのサポート
アクトとしてでした。もう素晴らしいシンガーで、ソングライターとしても
素晴らしいんですけれども、そのシンガーのところだけでも十分聞き応えの
ある人です。アデルとかが好きな人だったらもう彼女の歌い方とか
声にはハマると思うんですけれども、もう10年以上頑張ってる人です
けれども、徐々に徐々に階段を上がってきた人で、このエド・シーランの
サポートアクトを射止めたことで、一つやっとピークにたどり着いたかなって
いう感じがしますね。昨年出ました彼女のフルレングスとしては初めて
のアルバム「Hi, It's Nice to Meet Me」、これがアリアアワードやオーストラリア
ミュージックプライズなどなどに多くの賞にノミネートされまして。残念ながら
受賞こそなりませんでしたけれども今やオーストラリア全国で知られる
シンガーソングライターになりました。もともとはフォークシンガーとかカントリー
ウェスタンのスタイルで始めた人ですけれども、最近はいわゆるコンピューター
プログラムによるポップなチューンもかなりこのアルバムに入ってます。ただ
やはり彼女の独自の売りっていうのは、やっぱりそれに乗せた素晴らしい歌声
の部分だと思うんですよね。なので今日はそのアルバムの中からそう
したダンサブルではなくて、より彼女の素晴らしい声が聞けるこの曲を選ん
でみましたそれではミアレイで昨年出ましたデビューアルバム「Hi, It's Nice to Meet Me」
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