メルボルン在住の96歳、Tetsuko McKenzie(愛称テスさん)は、広島で原爆の脅威に直面しながらも奇跡的に命をつなぎ、戦後、オーストラリア兵の妻になるため渡豪した「戦争花嫁」の一人です。
今年は太平洋戦争の終結から80年という節目の年。
日本の総務省による人口推計によると、戦後に生まれた世代が総人口のおよそ9割を占めています。
ましてや、ここオーストラリアにおいて、あの時代の体験を、自らの言葉で語れる日本人はどれだけいるでしょうか。メルボルン在住で、今年96歳を迎えたTetsuko McKenzieさん(愛称テスさん)は、今なお当時の出来事を鮮明に語れる数少ない証言者のひとりです。
岡山で生まれ、4歳から広島県呉市で育ちました。終戦間際の1945年8月6日、友人と広島市内へ向かう汽車に乗るために駅へ向かっていました。ところが、たまたま一本の汽車に乗り遅れたことが、命を救うことになります。
戦後という激動の時代に、オーストラリア兵の妻になるため海を渡り、幾多の困難を乗り越えてきた、人生の軌跡をインタビューを通してお届けします。





