Key Points
- 市場で利用可能な住宅ローンの特徴と金利を調べることから始めましょう。
- 住宅ローンの5~20%の頭金が前提条件の1つです。
- 政府の住宅購入支援が受けられるかどうかをチェックしましょう。
住宅購入は、人生最大の買い物の1つであるといえます。
しかし、住宅ローンの選択肢と住宅ローン市場の仕組みを理解することで、予算を立てやすくなり、安心して住宅を購入することができます。
州政府や連邦政府のウェブサイトは、住宅購入のプロセスを理解するための素晴らしい出発点です。
住宅ローン市場の仕組み
Moneysmartは、消費者教育を提供する連邦政府のウェブサイトです。オーストラリア証券投資委員会(ASIC)が運営しています。
アンドリュー・ダズウェル氏は、ASICの消費者コミュニケーション担当シニア・マネージャーです。

彼は、なぜ住宅ローンの取引が良いことは金利が良いことを意味するのか説明します。
「住宅ローンは25年、30年と長期にわたるため、支払う金利のわずかな差が、ローンを返済するまでの間に何千オーストラリアドルにも膨れ上がってしまいます。」
住宅ローンを比較する場合、大切なことは、様々な不動産を回ってよく調べることです。Andrew Dadswell, Senior Manager of Consumer Communications, ASIC.
現在の平均金利を知ることはとても重要です。
Moneysmartの住宅ローン計算ツールで平均金利を知り、銀行やモーゲージ・ブローカーと平均金利より良い金利を得られるよう交渉しましょう、とダズウェル氏はアドバイスします。

あなたの優先順位は?
自分自身の優先順位を知ることも重要です。
あなたの優先順位は、収入の範囲でできるだけ多くの金額を借りることでしょうか?最も競争力のある金利を確保することでしょうか?それとも、すべての条件を満たした上で、迅速にローンの承認を得ることでしょうか?
あるいは上記のすべてかもしれません。オーストラリア市場の住宅ローンの特徴は様々ですが、固定金利と変動金利の2種類がメインです。
「固定金利ローンのメリットのひとつは、2週間ごと、あるいは毎月の返済額が正確に分かることです。しかし、もし金利が下がれば、そのメリットを失うかもしれません。」とダズウェル氏は言います。
どの金利、どのタイプのローンを選ぶにしても、かなりの額の貯蓄が必要です。
「少なくとも5%、理想的には20%までの頭金が必要です。このくらいの頭金があれば、住宅ローンを持つ金銭的余裕があるといえます」
「貯蓄や自己資金が多ければ多いほど、銀行から借りる金額は少なくなります。」

金融比較サイトは、様々なローンの特徴について「具体的に何があるのか」を理解するための良いリソースとなります。
しかし、市場調査を参考にするだけではなく、個人的に金融に関するアドバイスを受けることも重要だと、Rate Cityのリサーチ・ディレクター、サリー・ティンドール氏は言います。
「でも、私はお金持ちじゃないから、ファイナンシャル・アドバイザーに相談はできません、と言う人が多くいます。必ずしもそうとは限りませんが、他の手段もあります」
「例えば、モーテージ・ブローカーは、あなたの家計に合った取るべき手段をアドバイスしてくれます。」
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しかし、いくら借りれば良いかを考えるとき、数字を教えてくれる銀行やブローカーだけに頼らないようにしてください。
「自分自身で数字を確認することが重要となってきます。なぜならここ2年間にRBA(オーストラリア準備銀行)で13回利上げがあり、そのうちの4回は金額が2倍になったためです。」ティンドール氏は語ります。
住宅ローンの申請手続きの一環として、貸し手は借り手の家計状況を評価し、借入額を返済する余裕があることを確認するための証拠を求めます。

住宅ローンの事前承認とモーゲージ・ブローカー
また住宅購入のプロセスでは必須ではありませんが、購入希望者は住宅ローンの事前承認を求めることができます。
これは原則として、貸し手が住宅購入のために一定額を融資することに同意したことを意味します。まだ最終的な保証ではありませんが、借り手は自分自身の購買力を知ることができます。
事前承認には期限があり、一般的には発行からおよそ3か月間です。
「雇用状況などに変化があった場合、あるいはRBAが再び利上げに踏み切った場合、銀行に戻り、銀行が同意しうるローンの最大借入額を再確認したほうが良いかもしれません。」ティンドールさんは言います。

モーゲージ・ブローカーは、複数の金融業者と提携できるため、さまざまな住宅ローンを比較するのに役立ちます。
ブローカーの信頼性を確認するには、ウェブサイトなどでクレジットライセンス番号やクレジット代理番号を公開しているかどうかを確認してください。また、オーストラリアの2つの業界団体のいずれかに加盟していることも確認してください: MFAA (Mortgage and Finance Association in Australia) または FBAA (The Finance Brokers Association of Australasia) です。
住んでいる場所によっては、州やテリトリー政府の補助金を受ける資格があるかもしれません。
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全国的に、資格のある住宅購入者は、Home Guarantee Schemeというイニシアチブを利用することができます。この制度には、過去10年間またはこれまでに一度も不動産物件を所有していない住宅購入者のためのFirst Home Guaranteeも含まれます。
モーゲージ・ブローカー・サービス「マッド・ローンズ」の創設者であるジョージ・サミオス氏は、この制度の下で、新規住宅購入者は最大95%の借り入れができ、金融機関に住宅ローン保険を支払う必要がないと説明します。
サミオス氏は、「印紙税、金利、水道、建物そして害虫保険など、物件を購入する際に支払わなければならない関連費用はまだたくさんありますが、住宅ローン保険を支払わないことは大きな節約になります。」と付け加えます。

また、州によって異なりますが、購入者が使うことができる金額には上限があります。
最後に、新規住宅購入者は、印紙税の減免や補助金など、受けられる可能性のあるあらゆる種類の支援を検討すべきだとサミオス氏は語ります。支援には、例えばFirst home super saver schemeがあげられます。
「基本的には、頭金を最大17.5パーセント節約できるということです。つまり、10万ドルを貯蓄しなければならない場合、スーパー・セーバーを利用すれば、1万7500ドルの節税になります。」




