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よその家の庭になっている果物、採ってもいいの?

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A verge garden in Freemantle, WA. Credit: City of Fremantle

オーストラリアの住宅街を歩いていると、家の前の庭や道路脇のスペースに、カレーリーフやレモン、トマト、ハーブなど、さまざまな植物が育っているのを目にすることがあります。でも、こうした野菜や果物を勝手に採ってもいいのでしょうか?


Published

By Phil Tucak

Presented by Melissa Compagnoni

Source: SBS



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オーストラリアの住宅街を歩いていると、家の前の庭や道路脇のスペースに、カレーリーフやレモン、トマト、ハーブなど、さまざまな植物が育っているのを目にすることがあります。でも、こうした野菜や果物を勝手に採ってもいいのでしょうか?


Key Points

  • 他人の庭で育てられている野菜や果物を、許可なく採ると、不法侵入や窃盗とみなされる可能性があります。
  • 庭や道路脇のスペースにある野菜や果物を採る際は、自由に持ち帰ってよいことが明確に示されている場合を除き、必ず住民の許可を得ましょう。
  • 地域のコミュニティーガーデンに参加することで、野菜や果物を育て、分け合うこともできます。

よその庭や道路脇のスペースにある野菜や果物、採ってもいい?

よその家の庭に熟した果物がなっているのを見かけると、つい採りたくなるかもしれません。

しかし、フリーマントル市でコミュニティー・セーフティー・チームを率いるジャラッド・ダガンさんによると、他人の庭から許可なく野菜や果物を採ることは違法です。

「許可なく他人の敷地に入ることは、法律で認められていません。勝手に他人の敷地に入って、そこにあるものを持ち去ることはできません。窃盗とみなされる可能性があります。」

「道路脇のスペースにあるものも、勝手に採ることは法律上認められていません。土地自体はカウンセルのものですが、そこから何かを持ち帰るには許可が必要です。」

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It may be tempting to pick fruit from a neighbour's tree—but is it legal? Credit: Pexels/Strannik-sk

庭の野菜や果物を分けてもらいたいときのマナーは?

よその家の庭や道路脇のスペースにある野菜や果物が欲しいときは、まずその家の人に聞いてみましょう。

「必ず許可を得る必要があります。家のドアをノックして尋ねてもいいですし、丁寧なメモを残してもいいでしょう。許可をもらったら、どのくらい採っていいのかも確認し、植物を傷つけないようにしてください。」(ダガンさん)

事前に一声かければ、余った野菜や果物を喜んで分けてくれる人も少なくありません。中には、「ご自由にどうぞ」といった表示を添えて、家の外に野菜や果物を置いている人もいます。

「例えば、道を歩いていると、道路脇に『無料』と書かれた小さな段ボール箱が置かれ、中にレモンがたくさん入っていることがあります。これは、自由に持ち帰っていいという明確なサインです。このような場合は、許可を得る必要はありません。」

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Andrea Sciubba leaves out her excess lemons for neighbours to take. Credit: Josh Jenkins

パースのネッドランズに住むアンドレア・シューバさんも、余った果物を近所の人たちに分けています。

「裏庭にかなり古いレモンの木があるのですが、ありがたいことに毎年たくさんの実をつけてくれます。」

できるだけたくさん収穫して箱に入れ、郵便受けのそばに置いて、自由に持っていってもらっています。
Andrea Sciubba

自宅前の道路脇で野菜や果物を育ててもいい?

住宅の前にある道路脇のスペースは、一般的にカウンシルが管理する公有地です。ただし、芝刈りなどの日常的な手入れは、その場所に隣接する住宅の人や住民が担うのが一般的です。

こうしたスペースで果物や野菜、ハーブなどを育てられるかどうかは、カウンシルによってルールが異なります。

「カウンシルによって違います。認めているところもあれば、全面的に禁止しているところもあります。」(ダガンさん)

コミュニティーガーデンとは?

自宅に野菜や果物を育てるスペースがない場合は、地域のコミュニティーガーデンに参加するのも一つの方法です。

シドニー郊外にあるハーストビル・コミュニティーガーデンには、みんなで利用する共同の菜園のほか、個人で利用できる30以上のスペースがあります。メンバーのソフィア・カルバハルさんは、初心者にとっても学びの多い場所だと話します。

「特に初心者にとっては、長年ガーデニングをしてきた人たちから学べる、とても良い場所です。果物や野菜の育て方について、たくさんのことを学べます。また、みんなで協力することの大切さも学べます。」

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Produce can often be seen growing in a front garden. Credit: Pexels/Ivy Nguyen

コミュニティーガーデンでは、土や堆肥について学べるほか、どのような植物を育てるのか、そしてその手入れの仕方なども学びます。

「コミュニティーガーデンによって仕組みは異なりますが、共通しているのは、まず学ぶ期間があり、その後、実際に植物を育て、最終的には収穫したものを家に持ち帰ることができるという点だと思います。」(カルバハルさん)

コミュニティーガーデンにはどんなメリットがある?

コミュニティーガーデンには、さまざまな人が参加できます。ただし、会員制度や参加までの待ち時間などは、それぞれのガーデンによって異なります。

多くのコミュニティーガーデンでは、栽培を始めるために必要な道具も用意されています。

コミュニティーガーデンでは、お店ではなかなか手に入らない、母国の野菜や果物などを自分で育てることができます。
Sofia Carvajal

多くのコミュニティーガーデンでは、野菜や果物を育てられるだけでなく、幅広い年齢層を対象にさまざまな活動も行われています。

「子どもがいれば、ガーデンでの読み聞かせに参加することもできます。あらゆる年齢の人を対象に、さまざまなプログラムがあります。ニューロダイバージェントの人たちが菜園のスペースを利用できるプログラムもあり、とても心が落ち着く場所です。また、廃棄物をできるだけ出さない『ゼロウェイスト』や堆肥づくり、パーマカルチャーについて学ぶプログラムも行ってきました。コミュニティーガーデンの大切なところは、さまざまな人や活動を包み込みながら、地域のつながりをつくっていくことです。」(カルバハルさん)

野菜や果物を育てたり、収穫したものを分け合ったりできるコミュニティーガーデン。地域の人たちとつながる場にもなっています。

一方、よその家の庭や道路脇になっている野菜や果物は、勝手に採らず、まずはその家の人に一声かけることが大切です。

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