Sleep on it、この意味わかりますか?
そのまま訳すと「何かの上で眠る」になりますね。
イディオムとしては「考える時間を設けてから決断する」という意味になります。
焦って決めてしまうのではなく「一晩寝かせてから決める」といったイメージです。
このフレーズの歴史は長く、最も古い使用例は1519年になります。
当時イングランドの王様だったヘンリー8世は、重要な決断を下す前に「夢で見てから決める」と話してと残されています。
当時の人々も、ぐっすり眠ることは思考力を高めると知っていたんですね!
現代でもこのフレーズはよく使われます。
例えば、何かについてすぐには決めたくない時:
- I’m not sure. I’ll sleep on it and tell you tomorrow.
職場でも:
- My manager wants an answer today, but I think I’ll sleep on it first.
お出かけなど、プライベートの決断でも:
- I’m not sure if I want to go hiking this weekend. Let me sleep on it.
誰かに「慌てずに一度考えてみたら」とアドバイスする際にも:
- Don’t rush your choice — sleep on it and see how you feel in the morning.
詳しくはポッドキャストからお楽しみください!
SpotifyやApple Podcastsからもお楽しみ頂けます。
Credits:
Host: Kate Onomichi
Written by: Josipa Kosanovic
Graphic design: Dory Wang
Educational consultant: Professor Lynda Yates
Produced by: Josipa Kosanovic, Kate Onomichi
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