オーストラリア市場で出会える約500種の魚介類① (FS 121)

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Credit: Mayu Tomaru

オーストラリアは日本に比べて魚の種類が少ないと思っていませんか? 実はシドニーのフィッシュマーケットでは、1日に多いときで100種類近くの魚が取引されているんです。詳しくは、今週の「オーストラリアで食べる」から!


シドニー・フィッシュ・マーケットの公式サイトや関連レポートによると、ここでは年間およそ500種類の魚介類が取引されているそうです。

このエピソードでは、たくさんある中から、オーストラリアで楽しめる、「日本の高級魚」を紹介します。

高級魚といってもオーストラリアでは他の魚に比べて、手頃なお値段で買えます。


①ホウボウ Gurnard
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Credit: Mayu Tomaru
日本では高級料亭などで扱われることの多い白身魚です。身がしっかりとしていて、お刺身にするとコリコリとした食感が楽しめます。また、アラからは良い出汁が出るため、あら汁にもぴったりです。焼き魚や煮魚にしても、とても美味しくいただけます。オーストラリアではあまり注目されていないため、1キロあたり約12ドルと手頃な価格で手に入ります。


②コチ Flathead
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(Left) Flathead Source: Supplied / Mayu Tomaru
見た目はその名の通り、平らでぺちゃんこの頭をした魚です。日本では夏に旬を迎え、薄造りや天ぷらなど、高級料亭でも提供されることがあります。関西では「夏のフグ」と呼ばれることもあり、身がしっかりとしていて、とても美味しい魚です。

③マトウダイ John Dory

普段はフィレ(切り身)で販売されているので、調理が簡単で下処理も必要ありません。マーケットではほぼ必ず手に入ります。

日本では、和食店だけでなくフレンチやイタリアンの料理でもよく使われます。身はふわふわで、食べるとほんのり甘く、寿司や天ぷらにすると特に人気の魚です。

過去の魚の回

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